尚弥 12月14日の国内防衛戦は地上波中継なし…PPVで生配信「しっかり成功させたい」
2021年11月19日 05:30
格闘技
「2年ぶりの日本開催なので、そういう特別感があってもいいのかなと思う」
視線の先にあるのは来春の王座統一戦だ。今回のディパエン戦は試合感覚を維持する目的もあり、勝つのは当然。PR映像での「リードパンチで倒す」の言葉は、12月11日に防衛戦を行うWBC王者ドネア、WBO王者カシメロ(ともにフィリピン)に向けたメッセージでもある。「それくらいの実力差を見せて勝たないといけない試合」と力を込めた。
試合まで1カ月を切り、調整は順調に進んでいる。「皆さん結果を予想すると思うけど、その予想をはるかに超える勝ち方をしたい」。久しぶりに国内で闘うモンスターが、PPVに見合うだけの闘いをすると誓った。
▼PPV購入方法 18日午後2時から販売を開始。ひかりTVの公式サイトまたは「ABEMA PPV ONLINE LIVE」から購入できる。全7試合を完全生中継。価格は、ひかりTVがクレジット決済で3960円、ABEMAはクレジット決済が3300コイン(3960円相当)、アプリ決済が4720コイン(5664円)。
【地上波での中継がない主なスポーツイベント】
☆拳四朗V9戦 9月22日に行われたWBC世界ライトフライ級タイトルマッチはカンテレドーガがPPV方式で生配信。国内開催のボクシング世界戦では初の試みで、価格は2200円だった。試合は寺地拳四朗(BMB)が矢吹正道(緑)に10回TKOで敗れ、8度防衛していた王座から陥落。
☆村田VSゴロフキン 12月29日に開催されるWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(帝拳)とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の王座統一戦は「プライムビデオ」が独占ライブ配信する。PPVではなく、プライム会員なら追加料金なしで視聴可能。
☆サッカー日本代表 9月に開幕したサッカーW杯アジア最終予選はDAZNが放映権を取得。日本代表の試合はホーム5戦をテレビ朝日が中継するものの、アウェー5戦はDAZN配信のみで、地上波での中継は消滅。