村田諒太VSゴロフキンは4・9さいたまSAに再設定 日本ボクシング史上最大のビッグマッチついに
2022年03月03日 13:00
格闘技
帝拳ジムの本田明彦会長によると、2月末の新たな日程を組むことも検討したが、外国人の入国制限が緩和される見通しが立たなかったために断念。4月開催に向けて交渉を進めていた。3月1日から入国制限が緩和されたことでゴロフキン陣営の来日にめどが立ったことから、この日の発表となった。
会見に臨んだ村田は「試合が実現することに感謝し、試合では最高のパフォーマンスを見せる」などと抱負を語った。9年12月以来、2年以上も試合がない状態が続いているが、昨年11月に来日したスパーリングパートナーがクリスマス、正月を返上して日本に残ってくれたため、年明けの練習開始後すぐにスパーリングを再開。実戦感覚を維持しながら調整を続けてきた。一方のゴロフキンは米国で調整を続けており、先月中旬には自身のSNSでトレーニングキャンプに戻ったことを報告していた。
また、同日にダブル世界戦としてWBO世界フライ級王者・中谷潤人(24=M.T)と同級2位・山内涼太(27=角海老宝石)と対戦することも発表された。中谷の2度目の防衛戦で、当初はクリスチャン・ゴンサレス(22=メキシコ)と対戦予定だったが、日本人対決に変更となった。アンダーカードでは東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック・ライト級王者・吉野修一郎(30=三迫)と元WBO世界スーパーフェザー級王者・伊藤雅雪(31=横浜光)がアジア2冠を懸けて激突する。
試合はAmazonAmazonプライムビデオで独占ライブ配信される。