総合格闘技イベント「RIZIN LANDMARK vol.2」の公開計量が5日、東京都内のホテルで行われ、出場10選手全員がクリアした。会場は非公開でスタジオマッチ形式の配信をメインとしたRIZINの新機軸イベントの第2弾。当日は全5試合が予定され、ムエタイで日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者となった吉成名高(21=エイワスポーツジム)はキックボクシングルール(肘あり)3分3R(52.5キロ契約)でKNOCK OUT REDスーパーフライ級王者・白幡裕星(19=Battle-Box)と対戦する。吉成は52.35キロ、白幡は52.5キロちょうどでクリアした。
かつてエイワスポーツジムで1~2カ月間、一緒に練習した時期がある吉成と白幡。闘志をぶつけ合うフェースオフでは、吉成が思わず笑ってしまい、白幡も耐えきれずに顔を背けて吹き出す、なごやかムードとなった。
白幡は「あすはキックが1試合しかないので、名高選手と最高の試合をして…今は名高選手が知名度とかも全部上ですけど、試合が終わった時には僕の名前を覚えてもらえるように頑張る」と意気込み。
対する吉成は「こうして、またRIZINに出場することができてうれしく思っている。自分たちがキックボクシングを盛り上げるような試合ができるように、技の一つ一つのスピードに注目してもらえたらと思います」と話した。