ボクシングのWBA&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が27日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で会見を開いた。日本人初の3団体王座統一と米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1位選出を受けて招待されたもの。
井上には国内メディアから、那須川天心と武尊の“世紀の一戦”に関する質問も飛び出した。「日本人として、日本人の最強2人が戦った試合に関してはもちろん見ていたし、刺激を受けることもありました」と言葉を選んだが、東京ドームで戦いたいか?との問いには「(客席からリングが)あまりに遠すぎて、試合が見えない状況に陥ると思う。さいたまスーパーアリーナぐらいがちょうどいい」と話して笑いを誘った。