モデルボクサー高野人母美 2年7カ月ぶりの試合へ計量パス 自らラウンドガール手配「盛り上げたい」
2022年07月07日 15:56
格闘技
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15年6月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座を獲得し、同年11月のWBO女子スーパーフライ級王座挑戦はKO負け。17年10月の日本女子バンタム級王座決定戦で吉田実代(34=三迫、前WBO女子スーパーフライ級王者)に判定負けして協栄ジムをやめると、ロサンゼルスに拠点を移してメキシコで3試合を戦った。現地では1人のプロボクサーとして扱いを受けたことで意識が高まったほか、生活を懸けた選手のむき出しの闘志や、日本では教わらないような角度から打ってくるパンチなども学んだ。女子世界3階級制覇王者マリアナ・“バービー”・フアレス(42=メキシコ)の自宅で泊まり込み合宿を行ったり、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(43=フィリピン)とトレーニングする機会にも恵まれたという。
19年に緑ジム(愛知)で国内復帰を果たし、同年12月の復帰戦で判定勝ち。より良い環境を求めて今年5月に東京の勝又ジムへ移籍し、今回は国内復帰2戦目、後楽園ホール登場は吉田戦以来5年ぶりとなる。華やかな海外のリングを意識し、8日の興行では自分の試合とメーンイベントに自らの手配でラウンドガールを用意。「盛り上げたい」と説明する一方、「絶好調です。必ず勝ちます」と意気込んだ。