田中恒成がWBOAP王座を返上 畑中会長「来年は4階級制覇に再挑戦させたい」

2022年08月23日 18:06

格闘技

田中恒成がWBOAP王座を返上 畑中会長「来年は4階級制覇に再挑戦させたい」
田中恒成 Photo By スポニチ
 プロボクシング元世界3階級制覇王者の田中恒成(27=畑中)が23日付けでWBOアジア・パシフィック(AP)スーパーフライ級王座を返上した。今後の方針について畑中清詞会長(55)は「年内に名古屋で1試合やって、来年は4階級制覇に再挑戦させたい」と話した。
 今春に続いて米国合宿を9月初旬から約2カ月間、実施する予定。12月ごろに予定する次戦はノンタイトル戦の見通しで、田中の“現在地”を確認するのにふさわしい相手を用意するという。「今はエストラーダやロマゴンとやっても大丈夫と言えるように力をつける時期。(WBOAP王座の)防衛戦をやる必要もないので」と補足した。現在のファンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)はWBCフランチャイズ王者、ロマゴンことローマン・ゴンサレス(ニカラグア)は無冠ながら、スーパーフライ級を盛り上げてきた両巨頭を将来の目標として改めて示した。

 田中は6月29日に後楽園ホールで前王者の橋詰将義(角海老宝石)に5回TKO勝ちし、新王者となっていた。スーパーフライ級で世界ランキングはWBO1位、WBC4位、IBF5位につけている。

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