WBOウエルター級王者クロフォード 12・10防衛戦 スペンスとの4団体統一戦実現は来年2、3月か

2022年10月21日 23:06

格闘技

WBOウエルター級王者クロフォード 12・10防衛戦 スペンスとの4団体統一戦実現は来年2、3月か
クロフォード(AP) Photo By AP
 プロボクシングのWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(35=米国、38戦全勝29KO)は20日、12月10日に地元の米ネブラスカ州オマハで同級6位ダビド・アヴァネシアン(34=ロシア、29勝17KO3敗1分け)を相手に防衛戦を行う契約を結んだと米スポーツ専門局ESPNに明かした。試合はPPV(ペイ・パー・ビュー)で放映され、クロフォードはキャリアハイとなる8桁(1000万ドル=約15億円=台)の収入を得るという。
 世界3階級制覇王者でスーパーライト級では4団体王座統一も成し遂げたクロフォードは、WBAスーパー&WBC&IBF統一世界ウエルター級王者エロール・スペンス(32=米国、28戦全勝22KO)と無敗同士の4団体王座統一戦が期待されている。関係者によると、両陣営は対戦で大筋合意しているもののクロフォードが開催費用に関する透明性を要求。正式契約の可能性は残されているが、興行を手がけるプレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)は来年2、3月の開催を計画しており、昨年11月を最後に試合から遠ざかっているクロフォードが防衛戦を挟むことを決めたという。全階級を通じて最強ランキングを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で、米リング誌はクロフォードが3位でスペンスを4位、ESPNはクロフォードが1位でスペンスを3位としている。

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