最速KO賞50万円はプロ2戦目の鈴木が獲得 当日ぎっくり腰も相手の肋骨折る103秒KO勝ち
2022年11月15日 22:39
格闘技
デビュー戦に続いて日本人の対戦相手が見つからず、「最速KO賞」はモチベーションを上げるために鈴木自身がジムに提案したもの。賞金獲得には「1分以内」を想定していたそうで、第2試合だった自分の試合が終わると「ドキドキしていた」という。最も“警戒”していたセミファイナルの日本ウエルター級3位・佐々木尽(21=八王子中屋)が1回KOを逃すと、藤原トレーナーとガッツポーズで大喜び。「プレッシャーはあったけど、いい形で終われてよかった」と笑顔を見せた。
賞金の用途は、藤原トレーナーやジム先輩のWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)も乗っているデンマーク製の高級自転車購入に加えて親孝行も考えているという。2戦目まではインパクトのある勝ち方を目指したが、A級に上がる来年からは本来のスタイルで戦う方針。「来年は日本の強い人とやって実力を示したい。(日本)ランク1桁を目指して、良い内容で勝っていきたい」と抱負を述べた。