重岡優大が3回KO勝ちで日本ミニマム級王座獲得 弟・銀次朗の世界挑戦に弾み
2022年11月17日 20:14
格闘技
試合は当初、日本王座挑戦者決定戦として組まれていたが、7月に重岡銀が王座を返上したため王座決定戦に“昇格”していた。重岡は立ち上がりから強打を振るい、1回に左ストレートで最初のダウンを奪取。3回に右フックで仰向けに倒すと、レフェリーは立ち上がった仲島に続行を許さずテンカウントを数えた。
重岡銀は来年1月6日、IBF世界ミニマム級王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)への挑戦(エディオンアリーナ大阪)が決定。世界初挑戦の弟へエールを送る戴冠に「絶対に世界チャンピオンになってくれる」と期待を寄せ、「来年は世界(挑戦)をやります。タイから出てこないチャンピオンがいるので乗り込んで、ぶっ倒してくる。期待していてください。重岡兄弟は目立ちたがりなので、見ていてもらった方が強くなります」とアピールした。