今年10月1日に心不全で逝去した元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木さん(本名・猪木寛至、享年79)のお別れの会が来年3月7日に両国国技館で開催されることが明らかになった。24日に四十九日法要が横浜市の総持寺で営まれ、マネジメント事務所の「猪木元気工場」(IGF)の高橋仁志社長が発表した。IGFと新日本プロレスの共催となる。
両国国技館は現役時代に何度も闘った思い出の場所であり、8月の「24時間テレビ」(日本テレビ系)で最後にテレビ生出演した場所でもある。高橋社長は「皆さんと、たくさんの思い出のある会場でお別れの場をつくれればと思いました」と説明。「何か猪木さんに関するイベントをしながらお別れができれば。世界中から猪木に関わった方々、猪木ファンの方々に集まっていただける“国際葬”という形で行えれば」と明かした。また、来年中には団体の垣根を越えた追悼興行の構想中とした。
四十九日法要には新日本プロレスの坂口征二相談役、藤波辰爾、小川直也、RIZIN榊原信行CEOらをはじめ、新日本プロレス、全日本プロレス、ノアの現役レスラーたちが参列した。