井上尚弥の標的の1人、スーパーバンタム級2冠王者フルトンは2月25日にフィゲロアと再戦へ

2023年01月12日 01:15

格闘技

井上尚弥の標的の1人、スーパーバンタム級2冠王者フルトンは2月25日にフィゲロアと再戦へ
フィゲロアとの再戦が決まったフルトン(撮影・杉浦大介通信員) Photo By スポニチ
 プロボクシングのWBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と元WBA&WBC統一同級王者ブランドン・フィゲロア(26=同)の再戦が2月25日、米ミネソタ州ミネアポリスで行われると、元ESPN記者のダン・レイフィール氏が11日、ツイッターで明かした。
 フルトンが判定勝ちした21年11月のWBC&WBO王座統一戦以来、約1年3カ月ぶりの再戦はWBCフェザー級暫定王座決定戦になる見込みで、米ケーブルテレビ局ショータイムで放映される。WBCフェザー級王者レイ・バルガス(32=メキシコ)が2月11日に米テキサス州サンアントニオでオシャキー・フォスター(29=米国)とWBCスーパーフェザー級王座決定戦を行うことが決まっており、バルガスがフェザー級王座を返上した場合、フルトン―フィゲロアは王座決定戦に昇格する可能性が高い。フルトンが勝てばフェザー級にとどまり、スーパーバンタム級の2つの王座を返上することも考えられる。

 昨年12月にバンタム級史上初の4団体王座統一を成し遂げた井上尚弥(29=大橋)は今年、スーパーバンタム級に上げて4階級制覇を狙う方針。WBC&WBO統一王者のフルトンは、WBAスーパー&IBF統一同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)とともにターゲットの1人となっている。アフマダリエフはIBF同級1位マーロン・タパレス(30=フィリピン)と指名試合を行うことで合意しており、対戦は4月頃とみられる。井上は現在保持するWBOバンタム級スーパー王座を返上した場合、WBOスーパーバンタム級1位にランキングされることが内定している。

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