スティーブンソンとWBCライト級挑戦者決定戦の吉野修一郎が意気込み「心を折りにいく」
2023年02月07日 15:48
格闘技
ライト級転向初戦のスティーブンソンに対し、元々ウエルター級だった吉野は「体格やパワーでは勝ると思う。向こうでの知名度もなく、なめてかかってくると思うのでいけると思っている」と話した。海外での試合は初めてで、相手の地元ニューアークは完全アウェーとなるが、「楽しみですね。言葉も分からないが、逆に声援とポジティブに考えれば」と前向きな一方、「どアウェーなので正直、判定では厳しいと思う。TKOかKOで勝つしかない」と倒しに行く姿勢を強調した。プロでサウスポーとの対戦も初めてだが、三迫ジムの椎野大輝トレーナーは「吉野は底を見せていない。みんなオーソドックス相手の吉野しか見たことがないと思う。基本的には吉野のボクシングをするが、プラスアルファでサウスポー対策をする」と自信をのぞかせ、吉野も「打たれても打ち返し、心を折りにいくボクシングをしたら嫌がるのでは。日本には吉野がいると向こうで思わせたい」と意気込んだ。
既に2月2~5日に千葉県鴨川市で走り込み合宿を行い、スタミナやメンタル面を強化。3月29日に渡米し、19年にスパーリング合宿を行った経験があるロサンゼルスでメディカルチェックを兼ねて調整したあと、4月3日にニューアーク入りする。入場曲はウルフルズの「ガッツだぜ!!」を「気合が入るので(会場で)流したい。現地のファンは)何だこれ?と思うのでは」と笑った。