WBOが井岡一翔VS中谷潤人の興行権入札を発表 中谷は待機方針も井岡は方針明かさず
2023年02月14日 13:15
格闘技
世界ボクシング機構（WBO）は13日、世界スーパーフライ級王者の井岡一翔（33＝志成）と同級1位で前WBO世界フライ級王者の中谷潤人（25＝M・T）の対戦交渉が合意に至らず、興行権の入札を23日に行うと発表した。両陣営にはWBOから1月9日付で、30日以内を期限とする対戦交渉が指令されていた。入札はプエルトリコ・サンフアンのWBO本部で予定され、最低入札額は10万ドル（約1320万円）。
2階級制覇を狙う中谷は今月6日、井岡戦について「まだ進展、返答はない」と話していた。昨年大みそかの井岡とWBA世界スーパーフライ級王者ジョシュア・フランコ（27＝米国）との王座統一戦をリングサイドで観戦し「イメージとしては持てた」としながらも、具体的な対策には着手していない様子。昨年11月1日の前戦からは試合間隔が空いているが、関係者は次戦が想定される6月頃まで中谷を待たせる方針と明かした。
一方の井岡は今後の方針を明確にしていない。フランコと引き分けた翌日の会見では、統一戦を視察したWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラーダ（32＝メキシコ）との対戦を改めて希望。エストラーダ戦が実現するのであればWBO王座の返上も「ゼロではない」としたが、関係者によると、井岡が無冠であればエストラーダは対戦を受けない見込み。フランコと再戦の可能性も浮上している。
一方の井岡は今後の方針を明確にしていない。フランコと引き分けた翌日の会見では、統一戦を視察したWBC同級王者フアンフランシスコ・エストラーダ（32＝メキシコ）との対戦を改めて希望。エストラーダ戦が実現するのであればWBO王座の返上も「ゼロではない」としたが、関係者によると、井岡が無冠であればエストラーダは対戦を受けない見込み。フランコと再戦の可能性も浮上している。
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