元120円Jリーガー安彦考真、初の判定負けにも手応え「やりきった3分3R」
2023年03月26日 17:32
格闘技
安彦は高校卒業後にブラジルでプロサッカー選手を目指したがケガで断念、Jクラブで通訳や高校の指導者をしながらアマチュア選手としてプレーした。18年3月に40歳でJ2水戸と契約、翌年J3のYS横浜に移籍し、3月に41歳1カ月9日でJリーグデビューした。20年に引退後は格闘家に転身し、キックボクシングのRISEを舞台に試合を重ねてここまで8戦7勝1分けと負けなしだった。
「トロフィーはリスペクトだと思って受け取った。何度かパンチ入ったが首かしげていたし、何でこいつ倒れないんだということ」と安彦。「45歳がこういう場に立って夢しかない。本気になればつかめる。日々の努力を試される」と続ける。「3分3Rのアーティストだといっているが、まだまだいきます。格闘家として短い命を輝かせるためにもう少しいきます」と、次を見据えた。