亀田興毅氏 45歳で日本王座挑戦する野中に「勇気を与えている」 メキシコ人世界ランカーとの契約も発表

2023年04月28日 17:41

格闘技

亀田興毅氏 45歳で日本王座挑戦する野中に「勇気を与えている」 メキシコ人世界ランカーとの契約も発表
大阪市内で会見した3150FIGHTの亀田興毅ファウンダー Photo By スポニチ
 プロボクシング元世界3階級制覇王者で、ボクシングイベント「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(36)が28日、大阪市内で会見し「3150FIGHT SURVIVAL vol.5&6」概要を発表した。
 6月10日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で2部興行として開催する。1部の「vol.5」は日本ヘビー級王者の但馬ミツロ(28=KWORLD3)がメインで同級ノンタイトル8回戦に出場する。セミファイナルは日本スーパーミドル級王座決定戦で、同級初代王者が誕生する。同級1位の野中悠樹(渥美)は45歳で、昨年7月にWBOアジアパシフィック・ミドル級王座3度目の防衛に失敗。再起戦でいきなりタイトル奪取を狙う。相手は元東洋太平洋ミドル級王者で日本スーパーミドル級2位の帝尊康輝(30=一力)だ。亀田氏は「(野中が)45歳でも現役を続けているのは凄い。世界の人に勇気、元気を与えている。僕も頑張らないといけないと思う」とベテランの奮闘に期待する。

 2部の「vol.6」はWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の力石政法(28=緑)が134ポンド(60・7キロ)契約10回戦に出場する。亀田氏は「今の実力を確認できる相手をマッチメークしたい」と話した。

 また、亀田氏は「3150FIGHT」がWBO世界スーパーライト級7位ホセ・マヌエル・ガルシア・バスケス(23=メキシコ)と専属契約を結んだことを発表した。1メートル73の右構えで戦績は16勝(15KO)1敗1分け。同級のWBOユース王座を保持し、愛称はスーパーマン。亀田氏は3150FIGHTを戦いの場を提供する「プラットフォーム」と位置づけ、所属ジムにかかわらず広く出場選手を求めている。「日本のボクサーにチャンスを与えたい。“俺がやりたい”という選手に出てきてほしい」と説明。“スーパーマン”から世界ランクをもぎ取る強い意志を持つ対戦相手を募集し、この日概要発表した6月の興行に組み込みことも可能だという。

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