プロボクシング日本スーパーフライ級王座決定戦が13日、東京・後楽園ホールで行われ、元東洋太平洋2階級制覇王者の渡辺雄二氏のおいで同級2位の高山涼深(26=ワタナベ)が同級1位の川浦龍生(29=三迫)を4回1分5秒TKOで下し新王者となった。
序盤から低い姿勢でプレスをかけ続け、最後はロープ際で連打を浴びせるとレフェリーが試合を止めた。ベルトを手にし「あまり実感が湧かない。距離を縮めて自分のボクシングができたことは良かった」と喜びを口にした。伯父に続く日本王者に「伯父が獲れなかった世界を、自分が獲れるように頑張りたい」と力を込めた。