黒木優子 悲願の2団体統一戦「ボクシング人生をかけて挑む」8.5神戸で3タイトルマッチの真正ジム興行
2023年06月19日 16:30
格闘技
「(複数団体の)統一戦をずっと目標にしていた。小関さんに負けてから、長い間隔が空いたけど。それが目の前にやってきた。移籍初戦でチャンスをいただいて感謝している。絶対に勝って統一チャンピオンになりたい。ボクシング人生をかけて挑みます」
相手のアラルコンは右構えで、19年9月にWBA暫定王者の宮尾綾香を団体内統一戦で下すなど戦績17勝4敗2分け。黒木は得意の左ストレートで主導権を握りたい。
メインはWBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチで王者の小林豪己(真正)は2度目の防衛戦に臨む。対戦相手は未定ながら「初のメインイベントなので会場を盛り上げたい」と意気込む。
セミファイナルは日本ライトフライ級王座決定戦で同級1位の芝力人(真正)が同級2位の大内淳雅(姫路木下)と対戦する。芝は昨年12月も同決定戦で冨田大樹(ミツキ)と引き分けて獲得ならず、今回が同王座に3度目の挑戦となる。「進退に悩んだ。“負けたら引退”と思っていた。負けなかったけど勝てなかったので。強化ポイントは(技術、スタミナなど)全部、頑張らないと」と気合を入れた。
第3試合では、那須川天心のプロボクシングデビュー戦で相手を務めた与那覇勇気(真正)が再起戦に臨む。相手は16年9月に当時WBOスーパーフライ級王者の井上尚弥(大橋)と対戦したペッチバンボーン(タイ)。51勝(25KO)13敗のキャリアを持つベテランだ。与那覇は「キャリアがある強い選手と組んでもらって、ありがたい。勝って次へつなげたい」と話した。
試合の模様はU―NEXTでライブ配信する予定。