ボクシング佐々木尽 WBOAP2度目防衛戦へ前日計量クリア 試合後は「待ってろ世界!」宣言だ

2023年07月07日 16:51

格闘技

ボクシング佐々木尽 WBOAP2度目防衛戦へ前日計量クリア 試合後は「待ってろ世界!」宣言だ
前日計量をパスした佐々木(左)と星 Photo By スポニチ
 プロボクシングWBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチ12回戦(8日、八王子エスフォルタ・アリーナ)で2度目の防衛戦に臨む佐々木尽(21=八王子中屋)が7日、前日計量に臨みリミットを200グラム下回る66・4キロで一発クリアした。挑戦者の星大翔(25=角海老宝石)はリミットでパスした。
 3戦連続KO勝利が続いている佐々木は2度目の防衛戦に向けて「ウエルター級で世界を目指すと言っている以上はこの相手に負けるわけにはいかない。アーティスィックなKO勝ちをしたい」と言葉に力を込めた。

 一年に一度行われる地元・八王子での興行。昨年の7月、八王子で行われた試合では関根幸太朗(ワタナベ)と対戦。ダウンを奪われるなど6回ドロー判定と不完全燃焼に終わり「(地元での試合は)あまりいいイメージがない」と頭をかく。それでも「倒そうとすると『ブンブン丸』になってしまう。KOを狙わずに練習通りにやれば、相手が勝手に倒れると思う」と自然体を強調した。

 WBOアジア・パシフィック同級6位、日本同級7位の星とは今年2月にスパーリングで手を合わせた。「バランスが良い。強いというより、うまいイメージ」と警戒する一方で「油断は全くないが、全部自分が上回っていると思っている」と気合十分。「試合後に待ってろ世界!と言って締めるのが今の目標。最高のパフォーマンスを出したい」と力を込めた。

 一方の星も「相手が強いチャンピオンだからこそ、勝つことに意味がある。そのために準備をしてきたので、後は覚悟を決めるだけです」と静かに闘志を燃やした。

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