西田凌佑 世界切符つかめば夫人がセコンド!? 8・11大阪でIBF世界バンタム級挑戦者決定戦

2023年07月13日 16:15

格闘技

西田凌佑 世界切符つかめば夫人がセコンド!? 8・11大阪でIBF世界バンタム級挑戦者決定戦
IBF世界バンタム級挑戦者決定戦に臨む同級6位の西田凌佑 Photo By スポニチ
 プロボクシングIBF世界バンタム級5位の西田凌佑(26=六島)が13日、大阪市内で会見し、8月11日にエディオンアリーナ大阪で臨む同級挑戦者決定戦へ改めて意気込みを語った。「相手のパンチをもらわずに自分だけ当ててポイントを取りたい。チャンスがあればKOしたいけど、まず勝つことが大事」。同級6位クリスチャン・ヒメネス(メキシコ)との対戦で世界初挑戦の切符をつかむことに全力を注ぐ構え。
 試合はボクシングイベント「3150FIGHT vol.6」で実施される。同興行を手がける元世界3階級制覇王者の亀田興毅ファウンダー(36)は「西田選手は(相手が)パンチを当てるのは難しく、全部のラウンドでポイントを取れそう。チャンピオンになれば長期政権を築きそうなタイプ。ボクシングはスポーツだし、KOが全てじゃない。勝つことに集中してほしい。(プロモーターである自身らが)その魅力を伝えていきたい」と西田には自身の特徴を存分に生かして戦うよう求めた。

 西田は今年3月に近大ボクシング部の同級生で全日本女子を3連覇した河野沙捺さんと結婚。6月には挙式した。沙捺さんはプロ男子4回戦の選手にはパンチを当てさせない技量の持ち主で、学生時代に西田とのマスボクシングはいつも“熱戦”になったという。マスでは本気で打ち込まないはずだが、西田は「(沙捺さんが)強いから手加減できなかった」。競技を深く知る伴侶は減量中の食事も鶏肉、豚肉、牛肉を巧みにローテーションしながら栄養バランスよく用意してくれるほか、メンタル面でもアドバイスをくれる。「ケガだけはしないように、と言われています」。愛情を感じながら精進している。

 のろけ話をたっぷり聞かされた亀田氏は「じゃあ、今度の試合は無理やけど、世界戦になればセコンドが1人増えて、4人までいけるから奥さんに入ってもらおうか」と提案。これに西田は「自分的にはちょっと……。気が散りそう」と腰が引け気味。「でも(沙捺さんは)興毅ファウンダーのことが好きなので、ファウンダーから頼まれたらOKするかもしれないです」。世界切符をつかめば、西田が恐れる事態が実現するかもしれない。

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