朝倉海の目に留まった元自衛隊女性に直撃!ブレイキングダウンで「悪の正義ではなく本当の正義を見せる」

2023年07月27日 07:30

格闘技

朝倉海の目に留まった元自衛隊女性に直撃!ブレイキングダウンで「悪の正義ではなく本当の正義を見せる」
お店の電子ボードの前でポーズを取るビューティー吉田(撮影・酒井卓也) Photo By スポニチ
 総合格闘家の朝倉海(29)が15日までに自身のYouTubeチャンネルで「BreakingDown9」の女子選手の選考動画を更新した。その中で大きなインパクトを残した元自衛隊のビューティー吉田がスポニチアネックスの取材に応じた。「BreakingDown」への思いなどを明かした。
 海は、今回の選考動画で「BreakingDown」の視聴者の賛否も含めて、最近女子選手の試合が組めなくなっていると明かした。「男子もそうですけど、女子でも人生を変えたいと思っている人や熱い思いを持って参戦してくれている人が多いじゃないですか」と説明。

 海と一緒に女子選手の選考を担当した瓜田純士も「ガチガチの女格闘家同士の戦いみたいなものが迫力あって求められたりすることもあるけど、全体的に男子より、ちょっと女子違うなって声が圧倒的に多いって知らなかった」と話した上で「男子に求められるのって新しい風を推して行く方向で、高校生とかが出ているんだったら、本当は女子もそっちにしちゃうんだったら、過去に出てた人の出場が少なくなるのは仕方ないのかと思う」と持論を語っていた。

 女子選手選考動画で大きなインパクトを残したのが、ビューティー吉田だった。選考内容は応募者が自ら撮影した自己PRとシャドー動画。自己PR動画で吉田は「曲がったことが大嫌い。悪いやつは全員張り倒す」といきなり宣戦布告。戦いたい相手についても「やっぱり男でしょ。女の子とか話にならない。絶対にケガだけでは済まされない」と話した。このPR動画を見て、選考していたメンバーは爆笑。スペシャルアドバイザー・白川陸斗は「83キロ!?相手いてへんでしょ」と驚いていた。

 吉田は山形出身で高校卒業後から22歳まで自衛隊に所属。自衛隊を退職後は、自分の好きなことをやりたい思いから六本木のエンターテイメントバー「OTAMA六本木」で勤めながら、プロレスイベントでDIVAを担当したり、エンターテイメントイベントでボクシングルールマッチの試合にも出場している。そしてグラビアアイドルで女子プロレスラーの杏ちゃむがMCを務めるラジオ番組のアシスタントも務めるなどマルチな活動をしている。

 女子選手選考動画のサムネイルに選ばれていたこともあり、早くも大きな反響があったという。「動画公開されたことを知る前から、友だちからLINEが届いて“どういうこと!?”と思って驚きました。じわじわとみんなが見ていることを実感して、動画を見たら選考していた人たちがウケていたので、緊張していた部分がほどけました。自衛隊時代の後輩からも連絡が来たので、そういう部分でも心強かったです」と話した。

 今回「BreakingDown」オーディションに応募しようと思ったきっかけは、「本当の正義」を見せたいという思いからだった。「応募している人たちって“悪い事がかっこいい!”と思ってる人が多くて、そういう人たちがもてはやされているのが現状だと思う。そういう人たちを片っ端から倒して、悪の正義ではなく本当の正義を見せたい。あと自分が働いているお店もアピールしたい」と意気込んだ。

 そしてブレイキングダウンに出場して、今まで自分のことを批判したり、悪く言ってきた人を見返したい気持ちもあるという。「自分はスクールカーストの下層部で、ずっと陰キャラでした。でもそういう人たちでも頑張れば輝ける場所はいくらでもあるというところを見せたい」と思いを明かした。

 吉田が「BreakingDown」オーディションに初登場するのか、大きな注目が集まる。(酒井 卓也)

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