【G1クライマックス】SANADAまさかの準々決勝敗退 オカダ、内藤、EVIL、オスプレイが4強進出

2023年08月10日 22:03

格闘技

【G1クライマックス】SANADAまさかの準々決勝敗退 オカダ、内藤、EVIL、オスプレイが4強進出
まさかの敗退となったIWGP世界へビー級王者のSANADA                                Photo By スポニチ
 新日本プロレスの真夏の最強戦士決定戦「G1クライマックス33」は10日、千葉県船橋市の船橋アリーナで決勝トーナメントの準々決勝を行い、現IWGP世界へビー級王者SANADAがかつての盟友EVILに敗れ、まさかの敗退となった。
 32選手が4ブロックに分かれて予選を行い、各組の上位2人が決勝トーナメントに進出。予選を全勝で1位通過したSANADAはCブロック2位のEVILと「元ロスインゴ」対決。「拷問の館」はこの日もディック東郷が要所で乱入し、やりたい放題の攻撃で主導権を握った。SANADAもハイアングルのドロップキックやムーンサルト、シャイニングウィザードのなど追い詰めるが、相手の毎度おなじみの悪の連係に勝機を逃し続ける。必死に「デッドフォール」の体勢に持ち込むも、EVILに交わされ、逆に必殺「EVIL」を浴びて痛恨の3カウントを奪われた。

 史上3人目のIWGPヘビー級王者のG1制覇は夢散。試合後はリングに大の字となり、なかなか立ち上がることができない。バックステージでも失意の色は隠せず「俺の実力がまだまだ。まだ本当の真のチャンピオンでないなと、逆にEVILに感謝しているよ。借りは絶対に返すから」と必死に言葉を絞り出した。

 Dブロック1位通過の内藤はシングル初対戦のヒクレオのパワーに手こずったが、最後は巨体に絡みつくようなデスティーノを炸裂させ、辛勝。Bブロック2位でIWGPUSヘビー級王者のオスプレイは「バレットクラブ」の新リーダー、フィンレーと対戦。両軍入り乱れのバトルとなったが、ヒドゥンブレード、ストームブレーカーのフルコースで劇的勝利。

 大会3連覇を目指すオカダ・カズチカ(Bブロック1位)はザック・セイバーJrの粘りに苦しめられたが最後は必殺レインメーカーで20分超えの熱戦に終止符を打った。試合後にマイクを握ったオカダは「G1クライマックス最高だね。3連覇まで残り2つ。しっかり勝って3連覇してきます」と締め、2790人のファンに、「オカダ・コール」が鳴り響くなか、「G1覇者として船橋に帰ってきます」と優勝宣言した。

 東京・両国国技館が舞台となる12日の準決勝は内藤哲也対ウィル・オスプレイ、EVIL対オカダ・カズチカとなった。

 ◆G1クライマックス決勝トーナメント準々決勝無制限1本
○内藤哲也 13分11秒 片エビ固め ヒクレオ●
○ウィル・オスプレイ 17分21秒 エビ固め デビッド・フィンレー●
○EVIL 16分16秒 片エビ固め SANADA●
○オカダ・カズチカ 21分46秒 片エビ固め ザック・セイバーJr●

おすすめテーマ

2023年08月10日のニュース

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });