【G1クライマックス】SANADAまさかの準々決勝敗退 オカダ、内藤、EVIL、オスプレイが4強進出
2023年08月10日 22:03
格闘技
史上3人目のIWGPヘビー級王者のG1制覇は夢散。試合後はリングに大の字となり、なかなか立ち上がることができない。バックステージでも失意の色は隠せず「俺の実力がまだまだ。まだ本当の真のチャンピオンでないなと、逆にEVILに感謝しているよ。借りは絶対に返すから」と必死に言葉を絞り出した。
Dブロック1位通過の内藤はシングル初対戦のヒクレオのパワーに手こずったが、最後は巨体に絡みつくようなデスティーノを炸裂させ、辛勝。Bブロック2位でIWGPUSヘビー級王者のオスプレイは「バレットクラブ」の新リーダー、フィンレーと対戦。両軍入り乱れのバトルとなったが、ヒドゥンブレード、ストームブレーカーのフルコースで劇的勝利。
大会3連覇を目指すオカダ・カズチカ(Bブロック1位)はザック・セイバーJrの粘りに苦しめられたが最後は必殺レインメーカーで20分超えの熱戦に終止符を打った。試合後にマイクを握ったオカダは「G1クライマックス最高だね。3連覇まで残り2つ。しっかり勝って3連覇してきます」と締め、2790人のファンに、「オカダ・コール」が鳴り響くなか、「G1覇者として船橋に帰ってきます」と優勝宣言した。
東京・両国国技館が舞台となる12日の準決勝は内藤哲也対ウィル・オスプレイ、EVIL対オカダ・カズチカとなった。
◆G1クライマックス決勝トーナメント準々決勝無制限1本
○内藤哲也 13分11秒 片エビ固め ヒクレオ●
○ウィル・オスプレイ 17分21秒 エビ固め デビッド・フィンレー●
○EVIL 16分16秒 片エビ固め SANADA●
○オカダ・カズチカ 21分46秒 片エビ固め ザック・セイバーJr●