3月引退の村田諒太氏がトークショー ゴロフキン戦は「疑念が生まれた」 今後は…
2023年08月11日 18:27
格闘技
同試合のダウンシーンを試合後、写真で振り返る機会があったといい「ちょっとニコッとした表情をしているんですよ。『やっちまった』みたいな」と村田氏。「やっとボクシング人生を終えられる、とホッとした表情になったんだと思う」と分析した。9回TKO負けという結果に、現在も「いまだに悔しいし反省ばっかり。もう一回やったらどうかなと思うことはある」と苦笑した上で「強さよりも真摯(しんし)な姿勢が印象的だった。その選手と拳を交えられたことは良かった」と感慨深げに話した。
また19年7月のWBA世界同級タイトルマッチで王者ロブ・ブラント(米国)に2回TKO勝利後には現役引退を考えていたことも告白。「僕の中で見せたいものを見せられた。もういいかな、と当時のマネジャーにも言いました」とスパーリングから完璧な状態に仕上げ、初めて自信を持って臨んだ試合だったことも明かした。
今後について木村悠氏から「政治家とかスポーツ庁長官、プロモーター」への就任を期待された村田氏は「叩けばほこり出てきますって。あかんて、俺みたいなやつが政治家やったら。ほこりどころかぼろぼろなりますよ」と村田節をさく裂させ、100人超のファンを笑わせていた。