【新日本G1クライマックス】オカダ・カズチカ史上初の3連覇に王手!決勝で内藤哲也と激突

2023年08月12日 20:49

格闘技

【新日本G1クライマックス】オカダ・カズチカ史上初の3連覇に王手!決勝で内藤哲也と激突
オカダ・カズチカ Photo By スポニチ
 新日本プロレスの「G1クライマックス33」は12日、東京・両国国技館で準決勝2試合が行われ、ともに激戦を制した内藤哲也(41)とオカダ・カズチカ(35)が13日の決勝戦に進出した。
 オカダは無法ファイトで勝ち上がってきたEVILの「お家芸」に苦しみながらも決勝の舞台へ駒を進めた。この日もディック東郷、裕二郎、SHOの「拷問の館」悪人衆が乱入。巧みな戦術でレフェリーを3度失神させるなど試合を支配した。ブーイングの嵐が鳴り止まないなか、事実上「1対4」の戦いを強いられたが、オカダは悪には屈しなかった。2度の急所攻撃による股間の痛みに耐えながらも相手のラリアットと必殺「EVIL」を2・99で跳ね返し、最後は「掟破りのEVIL」から墓石式脳天くい打ち、レインメーカーで大乱戦に終止符を打った。史上初となる大会3連覇に王手をかけたオカダはバックステージで「あと1」とだけコメント。過去3度の優勝戦はすべて勝利、快挙の瞬間が近づいた。

 内藤は過去の対戦で2戦2敗で、昨年の大会も同じ準決勝で敗れたIWGPUSヘビー級王者、ウィル・オスプレイ(30)にリベンジを果たした。試合前半から相手の首に集中攻撃を浴びせるなどクレバーな試合運び。「危険すぎる」断崖式のネックブリーカーなどで徐々に追い込んでいった。

 だが、オスプレイの機動力を交えた反撃に劣勢となり、ヒドゥンブレード、オスカッターなどを浴びたが2・99で返す。相手のカウンターのキックを顔面に浴びて、意識もうろう。反撃できずリングに前のめりになるなど危険な状況が続いた。勝利を確信したオスプレイはストームブレーカーを見舞うが、内藤はカウンターのデスティーノで返す。そして再び鮮やかなデスティーノを炸裂。約30分の激闘を制した。

 内藤は優勝した2017年以来の決勝進出を果たし「まだゴールではない。オカダ、(相手に)申し分ない。オカダを倒してまだ両国のリングのど真ん中で大声で叫びたい。デ・ハ・ポ・ン。アディオス」と不敵に宣言した。

 優勝戦の成績はオカダが4戦全勝。内藤は2勝1敗。勝利の女神はどちらに微笑むか。

 ◇G1クライマックス準決勝無制限1本
○オカダ・カズチカ18分8秒 片エビ固め EVIL●
○内藤哲也 29分58秒 エビ固め ウィル・オスプレイ●

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