【新日本G1クライマックス】オカダ・カズチカ史上初の3連覇に王手!決勝で内藤哲也と激突
2023年08月12日 20:49
格闘技
内藤は過去の対戦で2戦2敗で、昨年の大会も同じ準決勝で敗れたIWGPUSヘビー級王者、ウィル・オスプレイ(30)にリベンジを果たした。試合前半から相手の首に集中攻撃を浴びせるなどクレバーな試合運び。「危険すぎる」断崖式のネックブリーカーなどで徐々に追い込んでいった。
だが、オスプレイの機動力を交えた反撃に劣勢となり、ヒドゥンブレード、オスカッターなどを浴びたが2・99で返す。相手のカウンターのキックを顔面に浴びて、意識もうろう。反撃できずリングに前のめりになるなど危険な状況が続いた。勝利を確信したオスプレイはストームブレーカーを見舞うが、内藤はカウンターのデスティーノで返す。そして再び鮮やかなデスティーノを炸裂。約30分の激闘を制した。
内藤は優勝した2017年以来の決勝進出を果たし「まだゴールではない。オカダ、(相手に)申し分ない。オカダを倒してまだ両国のリングのど真ん中で大声で叫びたい。デ・ハ・ポ・ン。アディオス」と不敵に宣言した。
優勝戦の成績はオカダが4戦全勝。内藤は2勝1敗。勝利の女神はどちらに微笑むか。
◇G1クライマックス準決勝無制限1本
○オカダ・カズチカ18分8秒 片エビ固め EVIL●
○内藤哲也 29分58秒 エビ固め ウィル・オスプレイ●