魔裟斗　ジム経営をしない理由は？　後進の育成は「愛情を持って私生活を投げ出さないと…その覚悟がない」

　元K―1世界王者でタレントの魔裟斗（44）が、22日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。自身がジム経営や後進の育成をしない理由を明かす場面があった。 　この日は、元MMAファイターで魔裟斗とも対戦経験のある川尻達也氏（45）をゲストに招いてトークした。09年に対戦した時の裏話など、思い出話に花を咲かせた中で、お互いのプライベートについて話す場面があった。

　現在ジム経営をしている川尻氏から「ジムやらないんですか？」と聞かれた魔裟斗は「毎日、ジムにはいられないな…」と話し始め、「もしジムをやるのであれば、絶対に自分がジムにいる方がお客さんが増えるわけじゃないですか。俺がいた方が、絶対にうまくいくと思うんだったらジムにいなきゃいけなくなるから、そうすると他のことができなくなるわけですよ。総合的に見て、ジムやるより今のスタイルの方がいいかな」とジム経営をしない理由を語った。

　後進の育成についても「本当に愛情を持って、自分の私生活を投げ出してやらないと、作れないと思うんですよね。自分のトレーナーがそうだったからね。その覚悟がない」と説明した。そしてプロ育成をした場合には自分がやっていたものと同じレベルのクオリティーを求めてしまう恐れがあるという。

　川尻氏はフィットネス感覚で中学校1年生の娘と一緒に自身のジムでトレーニングをすることもあるという。「（子供に格闘技を）全然やらせない？息子が“格闘技やりたい”と言われたら？」と魔裟斗に質問すると「今のところ全然やらせない。もし息子から“やりたい”って言われたらジム作るかもしれないですね」と返した魔裟斗。「立ち技だったら他人が教えてたら、絶対に口出すじゃないですか。他のジムでやるより、俺が教えた方がいいかなとかと」と息子のためならジムを作る可能性はあると話した。