魔裟斗 ドーピング陽性での木村“フィリップ”ミノルについて「非常に残念」「正々堂々と戦わないとね」

2023年09月13日 18:49

格闘技

魔裟斗 ドーピング陽性での木村“フィリップ”ミノルについて「非常に残念」「正々堂々と戦わないとね」
魔裟斗 Photo By 提供写真
 元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(44)が、13日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。2日にドーピングを使っていたことを認めたキックボクサーの木村“フィリップ”ミノル(29)について言及した。
 6月の「RIZIN.43」でロクク・ダリと対戦し、衝撃の失神KO勝利した木村。大会後に榊原信行CEOは木村にドーピング検査を実施したことを明かし、結果はドーピングの陽性反応だった。木村は21年にK―1離脱後にモチベーションを保つために、筋肉増強の効果、減量中に筋肉ではなく脂肪が落ちる効果をもたらす禁止薬物のクレンべテロールを使用していたと認めている。ダリとの試合は無効試合となり、契約書に基づく罰金処分と当該試合から半年間RIZIN出場停止処分が科された。

 魔裟斗は今回の一件について「最初は勝ったり負けたりの選手だったのよ。それがある時から10連勝とかして急激に強くなった。俺は練習環境と彼女とかも居てプライベートも充実してしっかりと格闘技に向き合えていると思っていたから非常に残念だね」と話した。

 魔裟斗が現役時代はドーピングなどを疑われやすかったため風邪薬すら飲まなかったという。「どこからそういう物質が入ってくるか、わからないから薬も飲めなかった。冬とかの試合は毎日鼻うがいしてた。絶対に風邪ひかないようにしてた」と公開練習の際も記者にマスクを配り、自身が風邪をひかないようにしていた。

 そして「正々堂々と戦わないとね」とひと言つぶやいた上で、「(ドーピング検査を)ランダムに抜き打ちでやっていけばいい。噂のある選手は必ずやるように変えていけばいい」と今後のドーピング対策についても語った。

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