ボクシング重岡兄弟が元世界ランカーと公開スパー 10・7ダブル世界戦へ順調アピール
2023年09月14日 19:42
格闘技
WBC世界ミニマム級暫定王者で重岡兄弟の兄・優大(26=ワタナベ)は正規王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)との王座統一戦に向け、この日はバイソンとスパーリング。「昨日(13日)は12ラウンドやって疲れた」とおどけながら、左右のカウンターを打ち込むなど「超実戦に近い練習ができているんで、毎日楽しいって言いながらスパーしている。毎日超充実してて感謝して練習しています」と大粒の汗を拭った。
一方、4月にIBF世界ミニマム級暫定王者となり、正規王者ダニエル・バラダレス(29=メキシコ)と約9カ月ぶりの“再戦”に臨む弟の銀次朗(23=同)はズレータと手合わせ。8月の世界戦は自身の足の負傷で延期となったが、この日は素早いステップインを披露し、足の回復ぶりもアピール。「訳の分からないタイミングでパンチがきたりとか、難しいことをしてくるのでいい経験になっている。(負傷明け)一発目の試合ではなく練習で経験できているのは凄くでかい」と充実の表情を浮かべた。
スパーリングパートナーを招へいした「3150FIGHT」の亀田興毅プロモーターは「2人が喜んでくれてパートナーを呼んだかいがあった。まだまだ伸びしろのある選手たち。どんどんやってレベルアップしてもらいたい」と優しい視線を送った。