ボクシング重岡優大 「パンヤをぶっ倒す、それだけ」 10・7兄弟W世界統一戦へ気合

2023年09月28日 18:48

格闘技

ボクシング重岡優大 「パンヤをぶっ倒す、それだけ」 10・7兄弟W世界統一戦へ気合
<重岡優大 公開練習>サンドバックを叩く重岡優大(撮影・久冨木 修) Photo By スポニチ
 10月7日にダブル世界統一戦に挑む重岡兄弟の兄で、WBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(26=ワタナベ)が28日、都内のジムで正規王者パンヤ・プラダブシー(32=タイ)との王座統一戦(東京・大田区総合体育館)に向けて練習を公開した。
 シャドーボクシングとサンドバッグ打ちを披露した優大は「パンヤをぶっ倒す、それだけ。あいつをぶっ倒すために毎日身を粉にして練習している。楽しみがでかい」とはやる気持ちを抑えるように話した。

 優大は当初、今年4月にパンヤと対戦予定だったが、正規王者がインフルエンザに感染したため、代役選手と暫定王座決定戦を行い7回KO勝ち。その後は8月にパンヤとの統一戦を希望したが、同王者が6月にタイ国内で防衛戦を行ったことで10月まで試合がずれ込んだ。

 ようやく実現する一戦。4月の暫定王座決定戦とは異なり「前回の試合は世界戦という感じはしなかったが、今回は小さい頃から夢見てた試合。スピード、パワー、技術、メンタルの強さは全部俺が上回っているし、自分自身を証明する試合をしたい」と強気に話した。

 練習パートナーとして今月6日にフィリピンから来日した、元WBC世界ライトフライ級ランカーのジェイソン・バイソン、WBA世界ミニマム級3位のジョン・ズレータ、東洋太平洋フライ級王者のミエル・ファハルドの3選手と、1日最大12ラウンドのスパーリングもこなしてきた重岡兄弟。担当する町田主計トレーナーも「過去最高」と評する仕上がり具合で、優大は「倒すこともそうだし、技術も、メンタルの強さも、立ち振る舞いも、全てが世界チャンピオンでないと次の試合だめ。最後は倒します」とKO宣言で締めくくった。

おすすめテーマ

2023年09月28日のニュース

【楽天】オススメアイテム