東洋太平洋王者・堤駿斗 “ギアチェンジ”で10・13世界ランカー相手にKO狙う

2023年10月04日 18:50

格闘技

東洋太平洋王者・堤駿斗 “ギアチェンジ”で10・13世界ランカー相手にKO狙う
練習を公開した堤 Photo By スポニチ
 アマ13冠で東洋太平洋フェザー級王者の堤駿斗(24=志成)が10月13日に東京・後楽園ホールで行われる「LIFETIME BOXING FIGHTS17」同級10回戦に向けて4日、都内の志成ジムで練習を公開した。
 プロ4戦目で、11勝9KOのWBA世界同級15位の“ドミニカの黒豹(ひょう)”ことルイス・モンシオン・ベンチャーラ(24=ドミニカ共和国)と対戦。「世界ランカーとやれるのは小さなモチベーション。その相手にいい勝ち方をしてこそ自分の評価につながる。しっかり勝ち切りたい」と力を込める。

 次戦のテーマは“ギアチェンジ”。これまでは「前の手を生かすために遅いリズムを中心に戦う」ことを得意としてきた堤。8月下旬から米ラスベガスで約1カ月行ったスパーリング合宿ではWBC世界スーパーフェザー級1位エドゥアルド・エルナンデス(25=メキシコ)らと手合わせし「早いリズムで組み立てる攻防」に手応えを得た。

 またイスマエル・サラス・トレーナーからは「硬いパンチと早いパンチを状況によって使い分けろ」と指示を受け「弱点を克服できた。次の試合では相手に合わせず、自分のペースで試合を操りたい」と意気込む。

 「これから世界で戦っていくために道はイメージできてきた。(KO)そのための練習は米国でしてきた。前戦とは違う展開になる、最後はしっかり倒して勝ちたい」とプロ初のKO勝利の見据えた。

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