【RIZINアゼルバイジャン大会】鈴木千裕が暴走機関車と化した。公開練習でケラモフを激しく挑発

2023年10月18日 19:13

格闘技

【RIZINアゼルバイジャン大会】鈴木千裕が暴走機関車と化した。公開練習でケラモフを激しく挑発
公開練習で激しい打撃を披露する鈴木千裕                                Photo By スポニチ
 格闘技イベント「RIZIN」初の海外大会となる11・4「LANDMARK7」(アゼルバイジャン・バクー)のメインでRIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)と対戦する鈴木千裕(24=クロスポイント吉祥寺)が18日、東京都武蔵野市で練習を公開した。
 鈴木は2分のシャドーの後に、2分半のミット打ちで膝、三日月蹴りなど自慢の打撃を披露。気合十分に、用意したケラモフのパネルを真っ二つに叩き割って景気づけた。「コンディションは、いつも通りです」と冷静な態度に終始。練習の様子を動画配信を通じてチェックしている王者には「過去イチで来いと。俺は格闘技だけに生きている人間とやりたかったので、試合が超楽しみですよ」と自身満々に話した。

 RIZIN初の海外、そして初めてのCAGEでのタイトル戦。敵地に乗り込んでの王座挑戦と条件は楽ではないが、先日の会見でも激しく相手を挑発するなど陽動作戦で揺さぶりをかける。珍しく「暴走機関車」のように振る舞うのも鈴木なりの意図が垣間見える。「ケラモフの本気が見たいから。日本に来る時は、いつもすかした顔で試合して、すかした顔で帰る。マジでやってやろうかなという殺気を引き立てたい。俺は、そういう本気の100%のケラモフに勝ってチャンピオンになりたい」。現在、RIZINは外国人選手がすべてのベルトを巻く状況。「日本人なめんなよ、と。。日本人として、日本のベルトを持つことは誇り」と意気込む。

 大みそかの参戦にも前向きな姿勢を示した鈴木。王者になっての参戦かの問いにも「もちろん」と自身満々にうなずいた。前回同様に炊飯器を持参し31日に現地へ出発する。

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