井上尚弥の年末4団体統一戦は苦戦か…「調整がうまくいったタパレスは怖い」元世界王者が過去の試合を検証

2023年10月19日 16:38

格闘技

井上尚弥の年末4団体統一戦は苦戦か…「調整がうまくいったタパレスは怖い」元世界王者が過去の試合を検証
WBA&IBF統一世界王者のタパレス(左)と並ぶWBC&WBO統一世界王者の井上(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 元WBA世界ライトフライ級王者の渡嘉敷勝男氏(63)が自身のYouTube「トカちゃんねる」を更新。年末にWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(大橋)と4団体統一戦を行うWBA&IBF世界同級王者マーロン・タパレス(フィリピン)の過去の試合を検証した。
 渡嘉敷氏が参考にしたのは11回KO負けした2019年12月の岩佐亮佑戦、2回KO勝ちした2021年12月の勅使河原弘晶戦、そして現在の2団体王座を獲得した今年4月のムロジョン・アフマダリエフ戦。

 勅使河原戦について渡嘉敷氏は「(勅使河原は)スピードもあって好戦的で変則のやりにくさあるはずなのにいいところ出せなかった。タパレスは上半身柔らかいので当てにくい。パンチもあって当てカンもある」とさっそく警戒した。

 岩佐戦は「体絞れてない。減量失敗してるね」と指摘。アフマダリエフ戦は一転して「体絞れてるから動きがいい」と評価した。

 渡嘉敷氏は太りやすい体質のようだが「調整がうまくいったときのタパレスは怖い」と結論づけた。

 「いいときと悪いときの差が大きい」としたが、世界を狙っていた大森将平や勅使河原ら日本のホープを早いラウンドでKOしたパンチ力は井上といえど侮れないと指摘した。

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