【ボクシング全日本】西山潮音が先輩・北本下し優勝 駒大勢は荒竹&中山もV

2023年11月26日 21:09

格闘技

【ボクシング全日本】西山潮音が先輩・北本下し優勝 駒大勢は荒竹&中山もV
男子ライトウエルター級で優勝した西山 Photo By スポニチ
 【ボクシング全日本選手権最終日 ( 2023年11月26日    東京・墨田区総合体育館 )】 各階級の決勝が行われ、ライトウエルター級は21年ライト級覇者・西山潮音(駒大)が北本隼輔(自衛隊)を3―2の判定で下し優勝を成し遂げ、パリ五輪出場権がかかる来年2月の世界予選(イタリア)の代表入りを決めた。
 10月の国体決勝で敗れた駒大の先輩に雪辱を果たした。「いろいろ教えてくださった先輩。練習でもプライベートでも一緒だった」と話す北本に競り勝ち念願のパリ五輪挑戦権を獲得した西山。国体決勝で防戦一方だった難敵に競り勝ち「気持ちの勝負だった。最後まで攻めることができた」と胸をなで下ろした。

 19年と21年にライト級で全日本を制するも、パリ五輪では採用されない階級であることから大会の表彰式でベルトを授与されることはなかった。今回は五輪階級であることを意味するベルトを肩から下げ「やっと自分のところに来てくれた。(敗戦した)みんなの思いも背負って戦いたい」と来年の世界予選を見据えた。

 駒大勢では他にミニマム級・荒竹一真とライト級・中山颯太が優勝。4度目の対戦となった古藤昇大(東洋大)との戦いを制した荒竹は「国内では彼に勝つために練習してきた。難しい戦いだったが勝ち切れてよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

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