26日に井上尚弥と4団体王座統一戦 タパレスが来日「勝つためにできることは全てやる」

2023年12月19日 15:55

格闘技

26日に井上尚弥と4団体王座統一戦 タパレスが来日「勝つためにできることは全てやる」
マーロン・タパレス Photo By スポニチ
 プロボクシングWBA&IBF世界スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(31=フィリピン)が19日、フィリピンから羽田空港に来日した。26日に東京・有明アリーナで行われる、WBC&WBO世界同級統一王者の井上尚弥(30=大橋)との4団体王座統一戦に向け、陣営とともにリラックスした様子で到着ゲートに現れた。一週間前の来日に「日本に到着してワクワクしている。来られてとてもうれしい」と穏やかな表情で話した。
 米国ラスベガスで2カ月、母国フィリピンで1カ月の練習を重ね、約100ラウンドのスパーリングをこなしてきたという。「コンディションはとても良い。今回の試合を目指して頑張ってきた。もちろん勝つためにできることは全てやる」」と強気に言い放った。

 フィリピン出身のタパレスは今年4月に前WBA&IBF世界同級統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)を2―1の判定で下し2本のベルトを獲得。重心を低く構えながら多彩な手数と左右の強打を武器にここまで40戦37勝19KO3敗。19年12月にはIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦で元IBF世界同級王者の岩佐亮佑氏(33)との対戦経験もある。

 井上については「とてもボクシングのうまい選手。IQが高く頭のいい選手」と敬意を表した上で「さまざまな戦略を練っている。いろいろなスタイルで攻めてくると思うので、それに合わせて戦略を実行したい」と不敵に笑った。

 タパレスが勝てば同国出身選手初の4団体王座統一の快挙となる。「はっきりした勝ち方をしたい」とKOを宣言した上でラウンド数には「それはお答えできない」と終始、不気味さを醸し出した。

おすすめテーマ

2023年12月19日のニュース

【楽天】オススメアイテム