【ボクシング】寺地拳四朗に挑戦“日本人キラー”カニサレスが公開練習「全てを出して…」23日に決戦

2024年01月16日 14:31

格闘技

【ボクシング】寺地拳四朗に挑戦“日本人キラー”カニサレスが公開練習「全てを出して…」23日に決戦
パンチングボールを打つカニサレス Photo By スポニチ
 【WBC&WBA世界ライトフライ級タイトルマッチ   統一王者 寺地拳四朗《12回戦》WBA1位&WBC2位 カルロス・カニサレス ( 2024年1月23日    エディオンアリーナ大阪 )】 2団体統一王者の寺地拳四朗(32=BMB)に挑戦するカニサレス(30=ベネズエラ)が16日、都内のジムで練習を公開した。
 寺地の父・永BMBジム会長と、東京の拠点とする三迫ジムの加藤健太トレーナーらが視察に訪れた中、カニサレスは縄跳び、シャドー、サンドバッグ、パンチングボール打ちを軽く行ったのみで手の内を見せなかった。それでもベネズエラでは高地トレーニングを行うなど、体重はリミットまで約1・5キロと万全の仕上がりを強調し「コンディションは準備できている。チャンピオンは強いがKOで勝ちたい。全てを出して最後に勝利したい」と闘志を燃やした。

 元WBA世界ライトフライ級王者のカニサレスは16年大みそかにWBA世界同級タイトルマッチで田口良一と引き分け、18年3月にはWBA世界同級王座決定戦で小西伶弥に3―0判定勝ち。19年5月にもWBA世界同級タイトルマッチで木村翔に3―0で判定勝ちするなど世界戦の対日本人戦績は2勝1分けと無敗。寺地も例外ではないとし「今回も勝つつもり。全てを出し切ってベネズエラにタイトルを持ち帰る」と“日本人キラー”としての自信をのぞかせた。

 一方、視察した加藤トレーナーは「元世界チャンピオンだけあってリラックスしていた感じ」と警戒しつつ「(過去の)映像は見たので相手がやってくることは分かっている。(寺地が)いつも通り試合を進めれば絶対勝てると思う」と自信を強調した。

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