バカセグアが公開練習で全開モード “マタドール”田中恒成をかち上げる!「私は鋭い角を持った闘牛」

2024年02月15日 15:16

格闘技

バカセグアが公開練習で全開モード “マタドール”田中恒成をかち上げる!「私は鋭い角を持った闘牛」
ミット打ちを披露したバカセグア Photo By スポニチ
 【プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王座決定戦12回戦   田中恒成(畑中)―クリスチャン・バカセグア(メキシコ) ( 2024年2月15日    両国国技館 )】 プロボクシング元世界3階級制覇王者でWBO世界スーパーフライ級1位の田中恒成(28=畑中)と対戦する、同級2位クリスチャン・バカセグア(26=メキシコ)が15日、都内のジムで練習を公開した。
 好戦的なスタイルから「ロッキー」と呼ばれるメキシカンはいきなり全開モードだった。14日に来日したばかりだが、この日のミット打ちでは力強い高速連打を見せるなど好調をアピール。「コンディションはとてもいい。12ラウンドを戦い抜く体力をつけてきた。準備は万端だし、必ず勝つ」と強気に話した。

 闘牛士をかち上げてみせる。12日に行われた田中の公開練習では畑中ジムの畑中清詞会長が「(田中が)華麗に闘牛士になってくれると思う」とバカセグアを突進してくる猛牛にたとえたことに対し「田中がマタドールであれば私は鋭い角を持った闘牛。彼をすくい上げることになるだろう」とにやり。続けて「私はあらゆるパンチを練習してきたが、特に左レバーに入るフックが得意だ」と角となる左のボディーフックを闘牛士に突き刺すことを宣言した。

 次戦で日本男子3人目の4階級制覇を狙う田中について「いいチャンピオン。3つの階級を制した選手で非常にリスペクトしている」と評しながら「ただ彼に勝つ手段は持っている。勝ちたいと思うなら彼は苦しむことになる。いずれにせよ私が勝つ。私は戦争を仕掛けるから全力で力を出さなければいけない」と打ち合いを歓迎。28戦目での初の世界挑戦へ並々ならぬ闘志を抱いている。

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