アマ13冠・堤駿斗 元世界王者モレノとの世界ランカー対決へ「世界に向けた試合に」17日プロ5戦目
2024年04月03日 14:30
格闘技
次戦に向けては、試合前恒例の米国合宿で約1カ月スパーリング中心の生活を送った。元WBA世界フェザー級暫定王者ジャック・テポラ(28=フィリピン)ら、リーチが長い左構の選手中心に約60ラウンドのスパーを敢行。ボディー打ちを徹底的に磨き「対応力とレベルアップにつながるいい合宿になった」と充実の1カ月間を振り返った。
先月3日には同じ階級の阿部麗也(31=KG大和)がIBF世界同級王者ルイス・アルベルト・ロペス(30=メキシコ)に挑戦し、8回TKO負け。堤は「世界との差を感じた。自分まで悔しくなった」と振り返りながら「ここを乗り越えていかないと日本人が世界に通用すると証明できない。もちろんロペス選手は強かったが、自分がレベルアップすれば全然戦えるレベルだと感じた」と将来の世界挑戦に向けての思いを強くした。
昨年の大みそかに世界ランカー相手にルイス・モンシオン・ベンチャーラ(25=ドミニカ共和国)相手に圧倒しプロ初のKO勝ちを記録。2戦連続の世界ランカー戦で連続KO決着の期待もかかる中「経験値のある選手をどう攻略していけるか。イメージ力と対応力が試される」と自らに言い聞かせた。
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