中野&矢代&玉山の帝拳ジム勢 5・18日中タイ親善試合に出場 メイン中野は「見応えある試合を」
2024年04月12日 16:54
格闘技
9戦全勝8KOの中野は128ポンド契約10回戦でWBCアジア・スーパーフェザー級暫定王者サタポーン・サアット(タイ)と対戦。WBC世界同級35位にもランクインする難敵だが「試合が決まった時はうれしかった。気合が入った」と笑顔。同年代の李健太(28=帝拳)が9日に日本スーパーライト級王者となり「うれしかったし、自分もいつかあの舞台で(ベルト)獲れたらいい」と刺激を受けた一方で「現実に決まった試合を最高の形で勝っていくことがタイトルマッチにつながる」と目の前の試合に集中する。
昨年9月以来の試合に臨むWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級1位の矢代博斗(27)はセミファイナルで登場。日中戦のメインとしてバンタム級8回戦で中国人選手と対戦。「勝てば自分の評価が上がると思う。序盤からじわじわと崩して必ず倒して勝ちたい」と気合十分。
日本スーパーウエルター級1位の玉山将弥(30)はリングネームを将也から将弥に変更しての初戦となる。22年11月、足名優太(金子)に判定負けを喫して以来、約1年半ぶりのリングとなる。昨年7月に手術した左肘の状態も良好だと言い「今はランキング1位なので次につなげるためにも負けられない。今回の試合はいつも以上に勝つという気持ちが強い。判定でも倒してでも勝ちたい」と闘志をみなぎらせた。