【ボクシング】日本Sフライ級王者・高山涼深がV2成功 スランプ乗り越え「チートデイをかます」

2024年04月25日 21:31

格闘技

【ボクシング】日本Sフライ級王者・高山涼深がV2成功 スランプ乗り越え「チートデイをかます」
2度目の防衛を成功させた高山 Photo By スポニチ
 【日本スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦 高山涼深《TKO3回1分31秒》古谷昭男 2024年4月25日 東京・後楽園ホール】
 日本スーパーフライ級王者の高山涼深(27=ワタナベ)が同級1位の古谷昭男(26=六島)を3回TKOで下し、2度目の防衛を成功させた。

 1回から圧をかけながらじりじりと相手を追い詰めた。3回には右フックでダウンを奪うと、立て続けに連打を浴びせレフェリーが試合を止めた。「気がついたらムキになってしまっていた。出足からよくなかったので反省したい」。ベルトを肩にかけ完勝を振り返ったが、表情は晴れなかった。

 昨年11月の練習中に左手中指を骨折した影響もあり、今回の防衛戦前はコンディション不良に悩まされた。担当する小口忠寛トレーナーが「(試合前)アップのミットが一番仕上がっていた」と話すほど、状態は思わしくなく、減量に取りかかる時期が遅れたことを明かした。

 同トレーナーから3日間の完全休養も命じられた高山は「2日間はジョギング程度で、1日はお風呂に入ったりした」と休養以降は徐々にペースアップ。「まだまだ周りの言葉を聞かないといけませね」と快勝にも最後まで反省の弁が口を突いた。

 今後も防衛を重ねていくことに意欲を見せながら「何日間はチートデイをかまして、小口さんと一緒にラーメンを食べに行きます」と話し笑わせた。

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