内藤大助氏　王者モロニー有利も…元K―1王者の武居由樹が勝つための鍵は？「大逆転の可能性も…」

　プロボクシング元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏（49）が2日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。6日に東京ドームで行われるWBO世界バンタム級タイトルマッチ、王者ジェーソン・モロニーと挑戦者武居由樹の一戦について言及した。 　6日に東京ドームで行われる4大世界タイトルマッチ。セミファイナルでは元K―1王者の武居が世界初挑戦する。

　王者モロニーについて内藤氏は「スピードもあってガードも高くていい選手だと思います。足を使う選手」と評価した上で、「パッと見ボクシング向きの体形には見ないよね。手足長くないし、身長もないのに凄いよね。」と語った。

　試合は武居がプレッシャーをかけながらも、モロニーが足を使って動く展開になると予想。下馬評では武居不利の声がある中で内藤氏も「モロニーは強いよ。武居選手はもうちょっとキャリアを積んでから挑戦でもよかったと思う。判定で勝つと思う」とモロニー有利と予想しながらも「こればかりやってみないとわからない」と続けた。

　武居が勝つならKOだという。「武居選手はパンチ力がある。ボクシングでパンチがあるは有利なこと。大逆転の可能性も増える。一発当たればモロニーも倒せる」と武居のパンチ力が勝利の鍵を握ると話した。