菊池風磨の弟、音央が”秒殺”でプロ初のKO勝ち 2日で5キロ減量「軽い遺書を書いた」
2024年05月18日 17:50
格闘技
昨年11月の東日本ライト級新人王トーナメント決勝で判定負け後、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)らを指導する野木丈司トレーナーの練習に参加。課題と感じていたフィジカル面を強化するため、階段ダッシュなど過酷なメニューに取り組んできた。試合開始からの猛攻はかつての比嘉をほうふつさせるもので、「野木さんにも”体力温存で1R目からいかない選択をするとズルズルいく”と言われて。階段ダッシュでも1回目から飛ばして、スパーリングも1Rで体力が切れてもいいと(やってきた)。今日はできたすね」と自己分析した。
計量前の2日間で5キロもの減量。2日前に練習で体重を3キロ落としたあと、胸とのどが痛くなってきたという。「(症状を)調べたら心不全になるんじゃないかとネガティブになって。試合が終わったら死んでるんじゃないかと、軽い遺書を家族に書いておいた」と明かし、「帰ったら回収しないと」と話して笑わせた。1週間後からは再び”野木トレ”に参加予定で「月曜日(20日)だけ心不全の検査を受けないと」とおどけたが、「ここから積み上げていきたい」とつかんだ自信をかみしめた。