畑山隆則氏が引退覚悟の元世界2階級王者・亀田和毅に辛口エール「腹はくくってるでしょう」

　渡嘉敷勝男氏（63）、竹原慎二氏（52）、畑山隆則氏（48）の元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。レラト・ドラミニ（南アフリカ）との再戦が再浮上している元世界2階級王者の亀田和毅（32＝TMK）に辛口エールを送った。 　ドラミニの挑戦者決定戦が流れたことで今年7月の再戦が再浮上。一度流れた試合だけに畑山氏は「亀田（興毅）ファウンダーのやることみんな茶々が入る。かわいそう」。渡嘉敷氏も「運が悪い」と同情した。

　和毅は昨年10月にIBF世界フェザー級2位決定戦でドラミニに判定1―2で敗れ、世界挑戦のチャンスが遠のいていた。

　今年3月に再戦が予定されていたが、ドラミニ側が挑戦者決定戦を優先したことで流れ、和毅は急きょ変わったケビン・ビジャヌエバ（メキシコ）を5回TKOで退けた。

　畑山氏は「（ドラミニは）勝てない相手じゃない。この間（第1戦）だって僅差。ドラミニ戦の後はいい勝ち方している」と認めた。

　渡嘉敷氏は「負けたら引退と本人（亀毅）は言っている」と指摘した。

　畑山氏は「それくらい腹はくくってるでしょう。世界チャンピオン目指すならこの程度の相手に2敗しているようじゃ話にならない。引退した方がいいよ」と辛口のエールを送った。