京口紘人「まだボクシング続けたい」 現役続行表明でパラスと3度目の対戦へ「あの日の自分を超えたい」

2024年06月05日 19:30

格闘技

京口紘人「まだボクシング続けたい」 現役続行表明でパラスと3度目の対戦へ「あの日の自分を超えたい」
京口紘人 Photo By スポニチ
 プロボクシング前WBA世界ライトフライ級スーパー王者でWBA世界フライ級2位の京口紘人(30=ワタナベ)が5日に自身のYouTubeチャンネルを更新。現役続行を表明した。
 5月11日、韓国・仁川パラダイスシティで再戦となったビンス・パラスとのフライ級10回戦に臨んだ京口。優勢に試合を進めているように見えたが、判定は97―93が2人、96―94が1人の0―3で敗れ、信じられない表情でリングから降りた。

 試合後に自身のSNSで「判定で負けました は?ふざけんな」と判定結果に不満を示すような投稿。YouTubeチャンネルでも「簡単には言えないけど、現役でもう一度という気持ちはないですね。ボクシングをやってきて初めての気持ち。自分を第三者の目線で見た時に“今すぐやめるとか言わなくてもいいんじゃない?”って気持ちも分かるけど、今はボクシングと向き合う自信がないというのが正直な感想です。今はよくわからない感情」と現役引退を示唆するような言葉を口にしていた。

 この日の動画では「自分の心境的にはまだボクシングを続けたいという思いが出てきた」と現役続行を表明した。

 現在は練習も再開しているという。「現役続行するなら明言しないといけないと思って動画にしました。アスリートはやらない期間が長いと取り戻すのに時間がかかって大変な作業になる。試合終わって2週間経ってから軽く動き始めていた。パーソナルトレーニングも3週間ぶりに再開したけど、筋持久力もちょっと落ちていた。でもトレーナーから“もっと必要なところを追求してトレーニングしていこう”と言ってもらえた」と現状を説明した。

 そして“因縁”となったパラスとの3度目の対戦を明言した。「もう一度ビンス選手と戦うことに意味があると思う。あの日の自分を超えたい気持ちがある。いつになるかわからないけど、陣営とかも動いてくれて、戦うなら年内は確実なので首長く待ってくれたら嬉しい」とファンにメッセージを送った。

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