元ライト級3冠王者・吉野修一郎 昨年4月以来の再起戦へ「違うスタイルも見せられれば」 前日計量パス
2024年06月16日 14:45
格闘技
世界との差を痛感した昨年4月のシャクール戦の映像は今でも見返すという。初回は手応えを感じながらも、2回と4回にダウンを喫し、6回途中でレフェリーストップ。「たらればになるが、もっとこういうことすれば良かったな、とかはある。戻れないが足りないところはたくさん分かった」と約1年2カ月の期間で自分を見つめ直した。
目指したのは元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(帝拳/ニカラグア)のスタイル。攻撃を止めずにプレッシャーかけながら、カウンターを狙い続ける戦い方を担当する椎野大輝トレーナーと重点的に仕上げてきた。「試合でどうなるかは分からないが、またちょっと違うスタイルも見せられたらいい」と進化を証明する。
また今月でジムを離れる椎野トレーナーとは最後の試合となる。「2015年からタッグを組んで9年間ずっと僕を見てくれていたので寂しい」と思いを口にしながら、恩師にささげる白星に意欲を示した。