那須川天心が公開練習 左目下にあざも初10回戦へ手応え「那須川選手ヤバいな、と思ってもらえれば」
2024年07月04日 15:20
格闘技
昨年4月のプロボクシングデビューから2戦続けて判定勝ちだったが、今年1月の3戦目ではメキシコ人選手を相手に初のTKO勝ちを収めた。今回は新たに中間距離での駆け引きに取り組んできたそうで、試合のテーマは「自分のタイミングで場を支配する」。タイミングについて問われると「ボクシング以外の呼吸の部分だったり、ちょっとした武道の動きとかを取り入れた。目に見えない流れというのが絶対にあって、それを度外視すると当たらないし、しっかり自分の流れをつくって場を支配することでタイミングが合ってくる。そこで相手が意識してない、見えてないところで打つということを意識している」と説明。「どのパンチでも当たれば倒れる。そこの精度は上げてきたので。スタイルもパンチも質も変わってきているので。ランカーや同じ階級の人たちに”那須川選手ヤバいな”と思ってもらえれば」と抱負を述べた。
対戦相手のロドリゲスは今年2月の前戦は7回TKO負けだったものの、昨年11月には元WBA世界スーパーフライ級王者カリド・ヤファイ(英国)に1回KO勝ちしている。「結構振ってくるので1ラウンドから気が抜けないというか、どちらかと言うとMMA寄りのパンチを打ってくる選手」と印象を述べ、「10ラウンドを戦うイメージはできているし、”これだったら12ラウンドいっても大丈夫だな”と思ってもらえるような仕上がりにはできていると思う」とアピールした。