岡沢「まさか」初戦敗退 2―3の判定負け「足りないものがあったのかな。分からない」

2024年08月02日 04:03

格闘技

岡沢「まさか」初戦敗退 2―3の判定負け「足りないものがあったのかな。分からない」
初戦で敗退した岡沢セオン(左、AP) Photo By AP
 【パリ五輪7日 ボクシング男子71キロ級2回戦   エアシャシュ―岡沢セオン ( 2024年8月1日    パリ北アリーナ )】 男子71キロ級2回戦が31日に行われ、岡沢セオン(28=INSPA)がヨルダン選手に2―3の判定で敗れた。
 金メダルの本命と自負し「最高の状態」で臨んだ五輪。距離を取るアウトボクシングでパンチを当てたが、相手の前に出る姿勢が評価されて初戦敗退。リングを降りると、しゃがみこんだ。「まさかこんなところで…。足りないものがあったのかな。分からない」とショックを隠せなかった。

 中大卒業後の18年に強化選手として鹿児島県鹿屋市に移った。21年11月の世界選手権で優勝するなど台頭し、今大会前にはスポンサーが15社にもなった。期待に応えられず「1人で戦っていたわけではない。何も返せなかったのが一番つらい」と落胆した。

 28歳で次はどこを目指すのか。「自分に何ができるか考えたい」と話すにとどめた。

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