那須川天心　10・14の初タイトル戦へ　メキシコ人スパー相手が来日

2024年09月08日 12:58

格闘技

那須川天心　10・14の初タイトル戦へ　メキシコ人スパー相手が来日 — 那須川のスパーリングパートナーとして来日したフローレス（左）とメディナ（帝拳ジム提供） Photo By 提供写真

【プロボクシングWBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦　　　同級1位　那須川天心（帝拳）＜10回戦＞同級2位　ジェルウィン・アシロ（フィリピン）（ 2024年10月14日東京・有明アリーナ）】帝拳ジムは8日、デビュー4連勝中でWBA＆WBC世界バンタム級3位の那須川天心（26＝帝拳）の初タイトル戦に向け、メキシコ人のスパーリングパートナー2選手が来日したことを報告した。

　一人はWBO世界同級3位クリスチャン・メディナ（24、26戦23勝16KO4敗）。昨年8月のIBF同級挑戦者決定戦では現王者の西田凌佑（六島）に判定負けも善戦。那須川のプロ4戦目、ジョナサン・ロドリゲス（米国）戦前にもスパー相手を務めた。メディナはジムを通じて「那須川選手の最新試合（ロドリゲス戦）は映像で観ましたが、とても良いKO、良い試合だったと思います。彼とのスパーリングはとても良い内容のものだったと感じていたのでとてもうれしいです。また彼自身とても優しかった印象があります」とコメント。

　初来日となったファン・フローレス・アセベス（24、11戦10勝7KO1分）も「那須川選手は日本で有名な選手と聞いています。良いボクサーだと思うし、試合についてはロドリゲス戦ともう一試合の映像を観たことがあります」と印象を語った。

　那須川は世界戦7試合を含む2日間興行「PRIME　VIDEO　BOXING　10」（10月13、14日　東京・有明アリーナ）の2日目に登場。WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦でプロ5戦目での初戴冠を狙う。

　前売りチケットはローソンチケットで販売中。興行はプライム・ビデオで独占生配信される。