菊池風磨の弟・音央 3回TKO勝ちでプロ5戦目で初の連勝 「“15連続KO”本気で狙わないと」

2024年10月26日 19:59

格闘技

菊池風磨の弟・音央 3回TKO勝ちでプロ5戦目で初の連勝 「“15連続KO”本気で狙わないと」
3回TKO勝ちしポーズを決める菊池 Photo By スポニチ
 【プロボクシングスーパーライト級4回戦   菊池音央(新日本木村)《TKO3回1分49秒》ロク・ハッパ(中国) ( 2024年10月26日    東京・後楽園ホール )】 人気アイドルグループ「timelesz」の菊池風磨の弟で、プロボクサーの菊池音央(ねお、21=新日本木村)がプロ5戦目に3回TKO勝ちしで、初の連勝を飾った。
 立ち上がりは長いリーチを生かした左ジャブで相手を寄せ付けず。2回にはロープ際で猛ラッシュを仕掛けると、3回には再びロープ際で連打を浴びせ、防戦一方の相手を見たレフェリーが試合をストップ。初の連勝に、菊池はコーナーポストを駆け上り「練習の成果が見せられてよかった」と喜びを爆発。5月の前戦に続く連続KO勝利に「前回勝った時は冗談で15連続KOを狙うと言ったがまだまだ。ただそれくらいの気持ちでやらないと強くはなれないので本気で狙おうと思う」と汗を拭った。

 昨年11月の東日本ライト級新人王トーナメント決勝敗退後から、元WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(志成)らを指導する、野木丈司トレーナーの練習に参加。白井具志堅ジム所属時から慕う、元東洋太平洋スーパーフェザー級王者の木村吉光(28=志成)らと階段ダッシュに取り組み下半身を強化。「ワンツーを打つときでも足がついてきたし、そこまでバテなかった」と振り返り「練習から野木さんや吉光さんから“もっといけ!”と声をかけられる。疲れたときに頑張れる強さも身についた」と体力面に加え、精神的な成長にも手応えを口にした。

 “兄貴分”の木村吉光は16年にフェザー級で全日本新人王を獲得。「吉光さんロード」を歩むためにも、来年は東日本新人王出場も見据える。B級(6回戦)昇格に王手をかけ、来年が最後の新人王出場のチャンスとなる。「本当は出たくないが、憧れの存在に近づくためには出るしかないのかなと」話し、「相手が打たれ強いこともあったかもしれないが、自分はまだまだパンチ力がない。吉光さんや(大湾)硫斗さんのように倒せるようになりたい」と完勝にも浮かれず、さらなる高みを見据えた。 

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