【一問一答】ブレーキトラブルもQ2進出の角田裕毅「ドライの鈴鹿は全くの別次元。全てが早送り」
2022年10月08日 17:38
クルマ
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――どんな予選だった。
「ブレーキトラブルに少し苦しみながらも、最終的にQ2へ進んだ。ボクらのチームはFP3(フリー走行3回目)で結構苦戦していたので、そこからしたらかなり大きなステップを踏めてQ2へ進めたので、よかったのかなと思います」
――シューマッハーと絡んだ。影響は。
「特に影響はないです。フラストレーションはたまりましたけど ごく小さなことなので。ただあれはちょっと危険なことと思ったので、リポートしただけです」
――ブレーキトラブルはいつごろから。
「Q1のラン2、ボクがロックアップしたとき。そもそもあの周のセクター1から感じていた。ブレーキというのは予選でかなり重要な心臓部分なので、そこでコンシスタンスを失うとかなり難しくなるので。ちょっと大きな問題ではあったんですけど、何とかマネージできたのでよかった」
――Q1は良かった。最後の満足度は。
「まあまあですね。もちろんブレーキのこともありながらも、悪くないラップだったと思います」
――昨日と違ってドライだった。会心のアタックはできたか。
「最終的にはまとめきれたので悪くなかったと思います。昨日、今日と応援してくれる方々のサポートを毎回感じて、自分の気持ちをリセットしてアタックに臨めたので感謝してますし、何より凄くパワーをもらったので気持ち良い予選でした。ホントそこは感謝です」
――ドライの鈴鹿。
「ドライの鈴鹿はホント楽しいですね。雨もそうでしたけど、ドライの鈴鹿は全く別次元で、ボクが知ってたのと40秒近く違うので。本当に全てが早送りで、楽しい一時でした」
――どこが違う。
「全部です。40秒も違うと」
――難しいのはヘアピンのブレーキングとか。
「ヘアピンも難しかったですけど、とにかくそんなことは考えずに、今までの経験と感性で走れた。楽しかったです」
――昨日よりもファンがたくさん来た。
「毎回エネルギーをもらった。毎コーナーであれほどのお客さんが日本国旗だったり、自分のキャップだったり、見ることないので。本当に毎コーナー、次の新しい景色に飛び込むのが本当に楽しかったですし、皆さんからのワンステップ多く、今まで以上にパワーをもらったので、絶対にそれもあってQ2へ進めたと思うので。昨日、今日とそれこそ天候が悪い中でたくさん来てくれたので、その分ちょっと返せたかなと思ってます。よかったです」
――明日は13番手からどんなレースを。
「天候が分からないので、その時々にアダプトしながらも、コンスタントな走りをしたい。ボクのドライビングスタイルとしてはアグレッシブに攻めるスタイルなので、そういったところも皆さんに見て楽しんでもらえたら」
――ガスリーの離脱とデフリースの来季加入が発表された。
「ガスリー選手とは本当にいい仲でしたし、今までボクが成長できたのも彼のおかげなので、本当に悲しいです。でも、デフリース選手は同じぐらいの身長なので、チーム開発、車開発としてもコンパクトな車になるんじゃないかと思って(笑い)。それが他と違うアドバンテージになればいいかなと思う。そこはチームに任せて。そもそもいい仲なので楽しみです」
――ブレーキトラブルはFP3では。
「FP3では問題なかったんですけど、予選の時は結構問題が大きく出て、大きかったので、そっちへ意識向けなきゃいけなかったので少し余計な力を使ってしまいました」
――突然フィーリングが悪くなった?
「突然というわけではなく、簡単に言えば温度のワーキングレンジに入ってなかったので。それはセットアップだったり、車のマネジメント。ボクができるのはとにかくブレーキを踏むだけ。ただブレーキを踏むのにもスピードもありますし、本当に簡単じゃないので。ウォームアップも対応もしなくちゃいけないので、そこは難しかったです。しょうがないですね」