【F1第21戦ブラジルGPスプリント ( 2022年11月12日 サンパウロ インテルラゴス・サーキット=1周4・309キロ×24周 )】
3番手から出たメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)がスプリントレースを初めて制し、決勝(13日)の1番手グリッドを確保した。フェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が2位に入ったが、今季6基目のエンジン投入で決勝は5グリッド降格。3位に入ったメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が、決勝では2番手からスタートする見通しとなった。既に2年連続総合優勝を決めているレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)は4位。19番手から出たアルファタウリの角田裕毅は16位だった。
ミディアムタイヤで2番手から出たフェルスタッペンが、ポールポジション(PP)からスタートしたハースのケビン・マグヌセン(デンマーク)を3周目に抜いてトップに。だが、ソフトタイヤのラッセルは12周目からフェルスタッペンとテール・トゥー・ノーズのバトルを繰り広げ、15周目にかわして逃げ切った。決勝では今季レッドブルとフェラーリに独占されてきた優勝を初めてメルセデスもたらすか、注目される。
▽スプリント順位
(1)ラッセル(メルセデス)
(2)サインツ(フェラーリ)
(3)ハミルトン(メルセデス)
(4)フェルスタッペン(レッドブル)
(5)ペレス(レッドブル)
(6)ルクレール(フェラーリ)
(7)ノリス(マクラーレン)
(8)マグヌセン(ハース)
(9)フェテル(アストンマーチン)
(10)ガスリー(アルファタウリ)
(11)リカルド(マクラーレン)
(12)シューマッハー(ハース)
(13)周冠宇(アルファロメオ)
(14)ボッタス(アルファロメオ)
(15)アロンソ(アルピーヌ)
(16)角田裕毅(アルファタウリ)
(17)ストロール(アストンマーチン)
(18)オコン(アルピーヌ)
(19)ラティフィ(ウィリアムズ)
リタイア アルボン(ウィリアムズ)