インディ500で14位の佐藤琢磨 「ポジティブに受け止め、さらに前進」

2024年05月27日 14:57

クルマ

インディ500で14位の佐藤琢磨 「ポジティブに受け止め、さらに前進」
ピットストップする佐藤琢磨のマシン(AP) Photo By AP
 【NTTインディカー・シリーズ第5戦インディアナポリス500マイル ( 2024年5月26日    米インディアナ州インディアナポリス・インディアナポリスモータースピードウエー )】 世界三大自動車レースの一つ、第108回インディアナポリス500マイル(インディ500)は26日(日本時間27日)に決勝が行われ、10番手から出た佐藤琢磨(47、ホンダ)は14位だった。  佐藤は17年に日本人として初めて伝統のインディ500を制覇。20年には2度目の優勝を果たしていた。今季は古巣のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)と契約し、インディ500にスポット参戦。カーナンバー「75」のマシンで3度目の優勝を目指したが、集団を抜け出すスピードに欠けた。RLLR勢では2番手、ホンダ勢では5番手の成績だった。

 RLLRを通じて発表された佐藤のコメントは以下のとおり。

 「難しいレースだったことは間違いありませんが、チームには心からおめでとうと申し上げます。5月を通じて、チームとして大きく前進できました。ナンバー75のマシーンも、みんなと一緒に非常にいい走りができました。

 今日は夕方になって少し涼しくなったとき、ストレート上では残念ながらドラッグが大きめだったような気がしています。おかげでスピードが思ったほど伸びませんでした。いっぽうでスティントの半ばではとても強力でした。あるときは、集団の後方まで移動しなければいけませんでしたが、そこから力強く挽回できたので、メカニックたちがしてくれたことには深い誇りを感じています。

 最終的な成績は僕たちの期待には届きませんでしたが、この結果を喜ぶとともに、ポジティブに受け止め、さらに前進したいと思っています。このチームで再び走る機会を与えてくれたボビー、マイク、デイヴィドの3人にも心からお礼を申し上げます。タイトルスポンサーのアマダを始め、パナソニック・オートモーティブ、ニテラ、デロイト・トーマツ、NAC、そしてホンダの各企業に支援していただいたことにも深くお礼申し上げます」

2024年05月27日のニュース

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