森進一が「原点」新曲発表ミニライブ

2008年10月05日 20:34

芸能

森進一が「原点」新曲発表ミニライブ
抽選で選ばれた100人のファンの前で熱唱する森進一
 今月1日にビクターエンタテインメントからニュー・シングル「波止場」を発売した演歌歌手・森進一(60)が5日、東京・港区のニッパーズギンザで新曲発表ミニライブを開いた。
 今度の新曲は、作詞を一般公募。昨年9月10日から10月10日までの1カ月間、スポーツ紙6紙と夕刊紙で作詞募集したところ、全国から約3万通の応募があり、その中から選ばれた作品だ。

 作詞者は神奈川県在住の主婦・梁田美和さんで、それを作詞家・麻こよみさんが補作詞し、森自らが作曲。

 この日は、新曲発売記念イベントの企画として、大手CDショップ「山野楽器グループ」全37店とのタイアップで行われたもの。

 会場には、約1600人の応募者の中から抽選で選ばれた100人が詰めかける中、「客席が近くてお茶会のような感じですが、楽しみましょう。こんなに集まっていただいてうれしいです」と笑顔であいさつし、新曲をはじめ、「人生ひたすら」「女の恋」など全6曲を熱唱した。

 新曲については「『波止場』は、公募で選ばれた詞に僕が曲をつけたのですが、森進一の原点に戻ろうと思ってつくった曲です。人間は原点を忘れてはいけません。ここまで来られたのは、その原点があったからです。原点に戻ることができ、僕にも春が来たなという感じです。デビューのときから応援していただいたファンの方もきっとこのような曲が好きだと思います。『波止場』といういい歌にも出合えたし、これからは楽しく仕事ができて一日が過ごせたらいいなという心境です。また紅白もありますし、ぜひ応援してください」と話していた。
【楽天】オススメアイテム